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2026년 9월 16일 (水)

LUXDIGEST

시사논평-ja

米大統領を軽々しく選ぶな――世界の財布を搾り取ったトランプ

米大統領を軽々しく選ぶな――世界の財布を搾り取ったトランプ

世界中の批判にも動じない厚顔無恥なドナルド・トランプ

ドナルド・トランプ米政権による衝動的なイラン攻撃と、実益を伴わない終戦合意書(MOU)の締結は、大統領個人の政治的実績と欲望を満たすためだけの無謀な賭けだったとの批判を浴びています。

米政界や有力メディアは、トランプ大統領が「完全な勝利」を豪語したものの、実際には何の戦略的成果も上げられず、むしろイランにホルムズ海峡の通行料を徴収する口実を与える外交的敗北を自ら招いたと、厳しく論評しています。

世界各国の人々だけでなく、米国民も、そして私自身の財布も、急騰する原油価格に苦しめられているというのに、トランプ氏からは謝罪の一言すらありません。

見せかけの終戦と「ホルムズ請求書」――イランの戦略的勝利

トランプ大統領はイランとの終戦交渉をまとめた際、ホルムズ海峡は「通行料なし(toll-free)」で開放されると大々的に主張し、自画自賛を繰り返しました。

しかし、両国が締結したMOU草案の実態は、トランプ氏の大言壮語とは正反対のものでした。

これまでトランプ氏は、メディア戦略を駆使しながら数多くのうそをついてきました。そのためか、今では彼の言うことを何一つ信じない人が増えています。

自分を正当化するために、思いつくまま発言を連発しているだけだと受け止められているのでしょう。世界一の覇権国家の大統領の言葉が、最も価値のない空言、いや、うそとして受け止められている状況です。

  • イランによる通行料徴収権の明文化:イラン国営メディアや海外報道によると、最終案には、海峡における海上航行サービスをイランとオマーンが決定するとの文言が盛り込まれました。これは米国が、イランにホルムズ海峡の「サービス料」を徴収する権利を事実上正式に認めたことを意味します。
  • わずか60日間の無料通行:米政府高官でさえ、今回のMOUが保障するのは「60日間の無料通行」にすぎず、その後の枠組みは今後の交渉に委ねられると認めています。
  • メディアの酷評:ニューヨーク・タイムズ(NYT)は社説で、「トランプ氏が掲げていた核放棄や政権交代などの条件は一つも実現していない」と指摘。今回の戦争によって、イランは強力な経済的武器と前例のない交渉力を手にした「戦略的勝者」になったと評価しました。

米政界の怒りと相次ぐ厳しい批判

米政界では、与野党を問わず、トランプ大統領の無責任な戦争遂行に対して深い懸念と怒りの声が噴出しています。

  • 民主党が「大義なき戦争」と非難:韓国系のアンディ・キム上院議員をはじめとする民主党関係者は、トランプ政権が具体的な「差し迫った脅威」の証拠もないまま、大統領個人の独断で戦争を始めたと批判しました。大統領が先に攻撃を決定し、その後で大義をつじつま合わせしたという指摘です。
  • 合意文書を隠しているとの疑惑ワシントン・ポスト(WP)は、合意文書の全文を直ちに公開できないトランプ政権に対し、「本当に勝利したのなら、なぜ内容を隠すのか」と痛烈に批判し、不透明な密室交渉を問題視しました。
  • 保守陣営の離反:トランプ氏の中核的な支持基盤であるMAGA(米国を再び偉大に)陣営内でも、無謀な武力行使や米軍兵士の死傷者発生に対する懐疑的な見方が広がっています。

今後の展望――深まる不確実性と同盟国の負担

メディアや専門家が見通す中東情勢と経済の先行きは、極めて不安定です。

  • 通行料をめぐる対立と実務協議の難航:ホルムズ海峡が実質的に正常化するまでには、かなりの時間がかかるとみられます。60日間の猶予期間が終わった後、イランが年間1,000億ドル(約15兆円)規模の安全保障サービス料を本格的に要求し始めれば、中東の海上物流は再びまひする可能性があります。
  • 同盟国に向けられる「丸ごと請求書」:トランプ大統領はG7首脳会議などで、同盟国に艦艇の派遣をそれとなく迫っています。YTNの報道によると、国際社会では「米国(トランプ氏)が手柄を立て、国防費とホルムズ海峡のリスクは韓国をはじめとする同盟国が丸ごと負わされることになる」と、警戒感が高まっています。

暴君トランプの欲望はどこまで続くのか

今回の米・イラン戦争と拙速な合意は、ドナルド・トランプという政治家が抱える極端な独善と強欲を、赤裸々に示した事例です。

トランプ大統領は自身の誕生日である6月14日前後に、「イランとの大勝利」と銘打った巨大な政治イベントを演出し、それを自らの最大の功績であるかのように飾り立て、盛大な自画自賛を続けました。

世界は少しずつ良くなっているのではなく、特権意識にとらわれた一部の人々によって、ますます偏狭で利己的な場所へと変わりつつあります。

彼の誕生日パーティーには、彼が選んだ特定の勢力だけが入場を許されたといいます。結局、米国はナチス化に向かっているのではないかと思えてなりません。ヒトラーの野望は、世界を死が日常となる戦争状態へと導きました。現在の状況も、それと大きく変わらないように思います。

かつて私は、彼の計画を、より大きな視点に立った自由民主主義の勝利のための行動だと考えていました。ベネズエラ大統領を軍事力で拘束したことについても、独裁政権の下で国民の生活が疲弊し、困難な状況にあるのだから、独裁政権を倒して自由市場経済と民主主義の体制に変えるのであれば、手段は間違っていても結果としては悪くないのかもしれない、と考えたことがあります。

しかし、次第に彼の本性が表に現れ始めています。

トランプ氏の掲げる「米国第一主義」という言葉は、言い換えれば、米国のためにすべての国が犠牲にならなければならないという意味にほかなりません。

自分が始めた戦争の現地に、国内の批判が気に入らないから軍を送ることはできない。NATOよ、韓国よ、日本よ、お前たちが代わりに行ってくれ――そう匂わせていたのは、ほかならぬトランプ氏ではなかったでしょうか。

イスラエルのネタニヤフ首相による甘い誘惑に乗せられ、自ら責任を負えない戦争を始めて世界中に迷惑をかけたにもかかわらず、自分が勝った、自分は正しかったと叫び続ける暴君です。

しかし、その暴君の華やかな80歳の誕生日祝いの後に残されたのは、数多くの米兵の死傷者、イランに明け渡したホルムズ海峡の主導権、そして同盟国が背負わされる巨額の経済的請求書だけです。

自らの再選と権力欲のために、国際安全保障と同盟国の利益を犠牲にしたトランプ氏の無謀な賭けは、米政界とメディアによる冷徹な論評が示すとおり、外交史上最悪の判断ミスとして記録されるでしょう。

どうか米国の皆さんには、お願いです。今度こそ、まともな大統領を選んでください。

FAQ

Q1. トランプ大統領が主張する「完全な勝利」とは、実際には何を意味するのでしょうか?
A. トランプ大統領は、今回の軍事行動と終戦合意によって中東の安定を実現したと主張しています。しかし批判的な見方からは、核問題の解決や政権交代、地域の安定化など、当初掲げられていた目標は実質的に達成されていないと指摘されています。

Q2. ホルムズ海峡はなぜそれほど重要なのでしょうか?
A. ホルムズ海峡は、世界の原油輸送における重要な航路です。ここで通行制限や通行料の引き上げが行われれば、国際原油価格の上昇につながる可能性があり、韓国を含むエネルギー輸入国の経済にも直接的な影響を及ぼします。

Q3. 今回の合意によって、イランは何を得たのでしょうか?
A. 批判的な見方では、イランはホルムズ海峡の運営や海上サービスに対する影響力を拡大する根拠を確保したと評価されています。また、今後の通行料や安全保障サービス費をめぐる交渉で、より大きな交渉力を持つ可能性も指摘されています。

Q4. 米国内でも今回の決定に対する批判は出ていますか?
A. はい。米民主党だけでなく、一部の共和党関係者や保守陣営からも、戦争の大義の乏しさ、不透明な交渉過程、米軍の被害などを理由に、懸念や批判の声が上がっています。

Q5. 韓国はどのような影響を受ける可能性がありますか?
A. 韓国は原油輸入への依存度が高いため、ホルムズ海峡の不安定な状況が続けば、エネルギー価格の上昇や物流費の増加に見舞われる可能性があります。また、米国が同盟国に対して中東地域の安全保障上の役割拡大を求めれば、外交・安全保障面での負担も増すとの見方が出ています。

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김지훈 기자
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