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2026年10月13日 (火)

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ミリタリーニュース

ネパール軍、気候危機に挑む対応と変化

홍수와 산사태 현장에서 구조 활동을 벌이는 네팔군

気候危機の時代、災害対応組織へ変わるネパール軍

ネパールにおける軍の役割は、国境防衛だけにとどまらない。ヒマラヤの山岳地形に季節性の豪雨が重なるネパールでは、洪水や土砂災害、地震、氷河湖決壊洪水といった複合災害が繰り返し発生している。ネパール軍は、救助・救援や緊急輸送を担う中核的な対応機関として定着しつつある。

世界銀行は、ネパールが抱える主な気候・災害リスクとして、河川の氾濫、土砂災害、干ばつ、猛暑、大気汚染などを挙げている。ネパール政府の防災ポータルも、地形と気候条件の影響により、洪水や土砂災害、地震が国家規模の被害を拡大させる主要因になっていると説明している。

洪水や土砂災害の現場に投入されるネパール軍

ネパール軍の災害管理部門によると、軍は警察、消防機関、人道支援団体と連携し、捜索・救助、救急医療、食料・飲料水・仮設住宅の提供などにあたっている。特に道路や橋が寸断される山間部では、ヘリコプターや軍の輸送能力が被災地へのアクセスを大きく左右する。

気候変動を災害の唯一の原因と断定することはできない。しかし、降水パターンの変化や極端な大雨、氷河湖決壊洪水のリスクは、もともとの地質・地形上の脆弱性と重なり、被害を拡大させる可能性がある。そのため、ネパール軍の災害対応任務は、一時的な救援活動から、繰り返し発生するリスクに備える恒常的な任務へと変わりつつある。

専門化が進む災害対応訓練

ネパール軍は災害管理部門を中心に、捜索・救助、医療支援、物資・補給管理、通信、危機管理、地域社会との連携などの訓練を行っている。ネパール軍の公式資料によると、現在は災害対応を専門とする教育機関が運営されており、海外の専門家との技術交流も進められている。

2024年9月15日から20日まで実施された「パシフィック・エンジェル24-2」には、ネパール軍170人、米太平洋空軍60人、バングラデシュ空軍の視察団2人など、計232人が参加した。訓練はマクワンプルのシムバンジャン、ダディンのトリシュリ川、カトマンズなどで行われ、人道支援と災害対応能力の強化に重点が置かれた。

ネパール軍が主催する「ハテマロ」訓練も、官民軍の連携体制を確認する場として活用されている。この訓練では、災害発生時の各機関の役割、指揮・通信体制、物流の調整、民軍協力の手順を、実際の状況に近い形で訓練することを目的としている。

気候適応の鍵は予測と事前配備

気候危機への対応でネパール軍に求められているのは、災害発生後に迅速に動くことだけではない。どの地域でどのような災害が起きる可能性が高いのかを分析し、ヘリコプターや救助機材、医療要員、救援物資を危険地域の近くにあらかじめ配備する体制が重要になる。

世界銀行は、ネパールでドローンが地震被害の調査だけでなく、洪水被害や土砂災害のリスク分析にも活用されていると紹介している。高解像度の地形データやリモートセンシング技術は、立ち入りが難しい山間部の変化を把握し、救助隊の進入ルートや優先的に対応すべき地域を判断するうえで役立つ。

今後は、早期警戒機関や地方自治体、警察、消防、保健当局との情報共有がいっそう重要になるだろう。ネパール軍が災害対応の最後の手段にとどまらず、リスク情報を事前に活用する組織へと転換できれば、救助のスピードと救援活動の効率も高められる。

軍事力から国家のレジリエンスへ

ネパール軍の気候対応は、軍の任務拡大という側面だけでは捉えきれない。災害現場で軍が担う救助や輸送、医療支援は、国家の防災体制の空白を埋める機能であり、同時に地方自治体や地域社会の復旧・復興を支える基盤でもある。

ただし、軍の能力だけで気候災害を解決することはできない。土砂災害を減らすには土地利用や道路建設の基準を改善し、洪水被害を抑えるには河川管理と早期警戒網を強化する必要がある。ネパール軍の役割も、こうした民間の防災政策と連携してこそ、持続的な効果を発揮できる。

気候変動が深刻化するほど、ネパール軍は救助隊としてだけでなく、物流・医療・通信を支援する組織として、より頻繁に現場へ投入される可能性が高い。今後の最大の課題は、装備の拡充にとどまらず、リスク予測、専門人材の育成、機関間の連携、地域社会を基盤とした対応を一つの体制に組み込むことにある。

よくある質問(FAQ)

ネパール軍は気候危機に関連してどのような役割を担っていますか?

洪水や土砂災害、地震などの災害現場で、捜索・救助、救急医療、救援物資の輸送、避難支援を行います。警察や消防、地方自治体、人道支援機関との共同対応も担っています。

ネパールで気候災害のリスクが高いのはなぜですか?

山岳地形と不安定な地質に加え、集中豪雨や氷河湖決壊洪水の可能性が存在するためです。気候変動によって降水量や気温の変動が大きくなれば、もともとの地形上の脆弱性がより深刻な被害につながる可能性があります。

ネパール軍はどのように災害対応を訓練していますか?

捜索・救助、医療支援、通信、物流、危機管理、民軍協力を含む総合訓練を実施しています。海外の軍や災害対応機関との合同訓練、専門家との交流も行っています。

「パシフィック・エンジェル24-2」訓練とは何ですか?

2024年9月にネパール軍と米太平洋空軍が実施した、人道支援・災害対応の合同訓練です。ネパール軍170人、米太平洋空軍60人など、計232人が参加しました。

ネパール軍の気候適応における最も重要な課題は何ですか?

災害発生後の救助能力だけでなく、リスク予測と事前配備の体制を強化することです。早期警戒、ドローンを活用した被害分析、地方自治体との情報共有、専門機材の確保が主要な課題とされています。

김지훈 기자
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